「お客様を大事にする」、「お客様を大切におもてなしをする」、
「Take care of our customers.」、「Treat customers with respect.」・・・、このようなキャッチコピーは日本でも海外でもよく使われる言葉、そして表現です。掲げるのは簡単です。取り組む準備をすることもできます。実践や達成することも可能でしょう。
しかし、果たしてそれは正しいのでしょうか。自己満足で終わってはいないだろうか。お客様や相手の方は自分が本当に大事にされていると実感できているのだろうか。そんなことを会社の代表である私はいつも考えています。
　人口約20,000人の街、ここに本社を構える私たちは首都圏いわゆる都会の企業とはどんなに頑張っても同じフィールドに立つことができません。多種多様な能力のある人たち、画期的なシステムやツール、資金力。素晴らしいものばかりです。対等に競えるわけがなく、かなうはずもない。
　だから私は、人に対する想いだけは世界で一番になろうと思っています。ライフラインとして必要な電気を作ること、住まいやオフィスに必要な建物を提供すること。直接的・間接的を問わず、自分たちにまずできること、生活に不可欠な事業に関わり、情熱をもって、皆様の幸せを誰よりも願う。それを理念とし続けています。

　これからどんな未来が待っているのでしょうか。地球が誕生し、約46億年かけて人類を発展させてきましたが、その源である自然（環境）が傷つき、修復を待っています。しかし、今までのことを否定することはできません。資源を得て、それを原動力に経済発展に寄与し、その恩恵を受けて今の社会があります。その結果として、地球を疲れさせ、傷を付けてしまったというほうが言い方としては正しいのかもしれません。
　ただ、当然このままではいけません。良くない方向に進んでいるものを止める、または、進める速度を遅くし、安全な未来を残さなくてはなりません。今の私たちに何ができるか、考えたことはありますか。まだ間に合います。一緒に考えましょう。
　当社は、ライフラインの一つである電気を作る事業者として環境対策に力を入れています。それによって守られるであろう資源を大切に、人へ住まいを提供します。都会であっても空気が澄み、環境を壊さないライフラインの確保、それが私たちに与えられた使命だと考えます。